革新へのビジョンから

4000台を越える装置の納入実績により、レーザーラインダイレクト半導体レーザ装置は、産業用マルチキロワット級加工用途で最も成功したレーザ光源の一つに含まれます。 

レーザーラインは、1997年にクリストフ・ウルマン博士(Dr. Christoph Ullmann)とフォルカー・クラウゼ工学士(Dipl.-Ing. Volker Krause)によって設立されました。この技術先駆者は、1960年から知られている半導体レーザをベースにして、産業用のレーザ材料加工のための代替ビーム光源、つまりダイレクト半導体レーザ装置を開発することができると確信していました。このプロジェクトは、当初はビーム拡がり角の大きな半導体レーザでは実現不可能と思われておりました。また、産業用のレーザ光源として適応させるには個々の半導体レーザ素子では出力が弱すぎるように考えられておりました。しかし、ウルマンとクラウゼの方向性と理論は正しく、数年のうちに、非現実的と思われていたアイディアから半導体レーザは革新的な工業用ツールになり、その結果、今日ますます多くの産業用途に使用されています。高出力半導体レーザがその間に多くの生産設備において不動のポジションを持ったことは、レーザーラインの先駆的な活動によるものであり、この企業をこの技術の代名詞にしています。

国際的にリードする開発者かつ製造者 ”レーザーライン”

今日、レーザーラインは国際的にリードする産業用の高出力半導体レーザの開発者かつ製造者であり、世界各国に出荷された約4,000台以上のレーザ光源により、最も成功した産業用レーザのサプライヤーに含まれます。最初はコブレンツ技術センターに拠点を置いていましたが、2002年以降は、独国のコブレンツ、ミュールハイム・ケルリッヒに約15,000 m2の敷地を所有、ここで最先端の生産設備と開発拠点である研究所を備え、将来の技術革新のための拠点としています。レーザーラインは、日本、米国、ブラジル、中国、韓国に販売・サービス拠点を持ち、そしてヨーロッパを含む世界主要国に販売パートナー(フランス、イタリア、イギリス、アジアなど)およびアジア太平洋地域(インド、台湾、オーストラリア)に支店があります。

Laserline Headquarters Mülheim-Kärlich (Germany)

成功の基盤を裏付ける明確な哲学

レーザーラインの成功の証しは明確な企業哲学であり、これは持続的な有機的な成長に対して、次の3つのコア原則を重視しています。一つ目は、半導体レーザの出力およびビーム品質を継続的に向上させ、物理的な限界のみ限度として受け入れるという目標、二つ目は、高いエネルギー効率を目指し、厳しい条件下でも正確に作動するコンパクトな高性能レーザを業界のお客様に提供したいという願い、三つ目は、お客様毎の個別の使用方法のために、補助コンポーネントおよびサービスを含め、適切なレーザーソリューションを実現・お手伝いしようとする意志です。

この哲学の結果がレーザーラインのダイレクト半導体レーザであり、今日では標準で最大25 kWの出力を可能にし、約50%の高い効率が得られます。4 kWまでの出力クラスでは、最大4 mm mradの高いビーム品質のコンバーター付き半導体レーザが使用可能になりました。レーザーライン半導体レーザは耐用年数が長く、メンテナンスも少なくて済み、革新的な半導体レーザ素子冷却技術によりコンパクトで、取り付け場所を問わないキャスター移動することもでき、19インチラックに収まる小型モジュールまで用意されています。これにより、お客様独自のレーザデザインが設計および実現化され、固有のアプリケーションで使用することが出来ます。また、加工光学系、スキャナ、ビームスイッチ、モニタリングシステムなどの追加コンポーネントがポートフォリオを完全なものにしています。お客様にはトレーニングおよびごサービス/メンテナンスが提供されます。不具合時には、遠隔診断および遠隔保守を行う24/7サービスホットラインおよびリモートサービスを使用することができます。

レーザーライン半導体レーザ装置の典型的な応用範囲は、溶接、ろう付け、焼入れ、肉盛り溶接、コーティング修理、軟化など、金属加工の従来の産業プロセスです。さらに、レーザーライン半導体レーザは、プラスチック溶接、およびアディティブマニュファクチャリング(金属3Dプリント)または繊維複合材料の溶接などの新しい製造プロセスにも定着しています。主要なお客様は、自動車産業、機械/工具/金型製作の業界です。今日では、航空宇宙工業および重工業でも多くの企業がレーザーラインをお選びになっています。